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「4K」の解像度に対応するHDMIジェネレータボードローデ・シュワルツ R&D VT-B360

「R&S VT-B360」は、HDMI信号を受け取る機器側のプロトコルテストを行うためのHDMIジェネレータボードである。HDMI1.4bをサポートする4出力の端子を備え、「4K」の解像度に対応した信号を発生させることができる。

» 2013年06月21日 13時20分 公開
[EDN Japan]
HDMIジェネレータボードを実装したビデオテスタ

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2013年6月、HDMI信号を受け取る機器側のプロトコルテストを行うためのHDMIジェネレータボード「R&S VT-B360」を発売した。HDMI1.4bをサポートする4出力の端子を備え、「4K」の解像度に対応した信号を発生させることができる。新製品は、ビデオテストセンタ「R&S VTC」やビデオテスタ「R&S VTE」の追加オプションとして用意した。

HDMIジェネレータボードを実装したビデオテスタ

 R&S VT-B360は、クロック周波数として最大300MHzに対応し、解像度が4K(4000×2000画素)の信号を発生させることができる。HDMIインタフェース搭載機器では、相互運用性を確立するために、HDMIコンプライアンス仕様に準拠しなければならない。新製品をR&S VTCやR&S VTEに追加して実装することにより、CEC(Consumer Electronics Control)やEDID(Extended Display Identification Data)など、HDMI CTS1.4に準じた試験を行うことができる。

 なお、R&S VTCやR&S VTEは、AV機器のインタフェース試験が行えるモジュール構造のビデオテスタで、オプションとして「MHLモジュール」や「HDMI解析モジュール」などを用意している。これらを組み合わせることで、さまざまなプロトコル試験が1台のテスタで行える。今後は4K 50/60Hz 4:2:0フォーマットについても対応していく予定である。

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