最初に、STから提供されているマイコンの開発ツールについて簡単に解説します。
いわゆる、統合開発環境です。コード編集、ビルド、書き込み、デバッグなど、マイコンのソフトウェア開発に必要な機能を全て備えています。Windows、LinuxおよびmacOS(64bitバージョンのみ)で動作可能です。
STM32製品の設定を簡略化するツールです。クロックやGPIOや周辺機能の設定を、ステップバイステップのガイド付きプロセス(GUI)を使って行い、対応する初期化コードを生成するグラフィカルツールです。通常は、STM32CubeIDEと組み合わせて使います。Windows、LinuxおよびmacOSで動作可能です。
STオリジナルの書き込みツールです。マルチOS、グラフィカルユーザーインタフェースまたはコマンドラインインタフェース、多種多様な通信接続(JTAG、SWD、USB、UART、SPIなど)をサポートするSTM32のプログラミング用オールインワンソフトウェアツールです。Windows、LinuxおよびmacOSで動作可能です。
STM32のエコシステムのオールインワンのマルチOSコマンドラインツールセットです。Windows、LinuxおよびmacOSで動作可能です。
デバッグ、インシステムプログラミングおよび、バウンダリスキャンテスト機能の提供を目的としたフリーソフトウェアです。
VS Codeでマイコンの開発を行う際にPlatformIO拡張機能を入れるとプロジェクト作成、ビルド、書き込み、シリアルモニター、ライブラリー管理、デバッグ対応ができるようになり、IDEとして使えます。
オープンソースのRTOS開発エコシステムです。STは、シルバーメンバーとしてこのプロジェクトに参加し、STM32ベースのコードのメンテナンスに取り組んでいます。
Linuxに対応しているツールを図3にまとめます。
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