1μFの05025サイズ積層セラミックコンデンサー:太陽誘電 AMK052 BJ105MR
太陽誘電は、05025サイズ(0.5×0.25×0.25mm)で静電容量1μFを可能にした、積層セラミックコンデンサー「AMK052 BJ105MR」を発表した。0603サイズに比べ、体積を42%削減している。
太陽誘電は2017年7月、05025サイズ(0.5×0.25×0.25mm)で静電容量1μFを可能にした、積層セラミックコンデンサー「AMK052 BJ105MR」を発表した。0603サイズ(0.6×0.3×0.3mm)の従来品「AMK063ABJ105MP」に比べ、体積を42%削減している。
積層セラミックコンデンサー「AMK052 BJ105MR」
スマートフォンやウェアラブル端末などのICでは、デカップリング用途に積層セラミックコンデンサーが使用されている。近年では機器の小型化と薄型化により、デカップリング用途の積層セラミックコンデンサーには大容量を維持しながら小型化することが求められている。
AMK052 BJ105MRは、05025サイズながら従来の0603サイズと同様の静電容量1μFを可能にしている。定格電圧は4Vで、温度特性はX5R。2017年6月から月産1000万個体制で量産を開始しており、サンプル価格は1個25円となっている。
- 0.11mm厚の積層セラコン、従来より約27%薄型化
太陽誘電は、「0603サイズ」(0.6×0.3mm)で高さ0.11mmを実現した積層セラミックコンデンサー「JMK063 BJ104ML」を発表した。0603サイズの従来品と比べて約27%薄型化している。
- 0201サイズを実現した積層セラミックコンデンサー
太陽誘電は、0201サイズ(0.25×0.125×0.125mm)の高周波積層セラミックコンデンサーを発表した。従来品から体積比で約75%小型化し、100種類の製品をラインアップした。
- 重要3大部品の1つ、 コンデンサのルーツと基本機能
本連載は、TDKホームページのテクマグ「コンデンサ・ワールド」から抜粋・再構成したものです。電子回路の基本を構成するコンデンサについて、その仕組みと働きを全3回シリーズで解説します。
- 電源修理のコツ ―― 発熱部品と空気の流れ
今回は、“電源修理のコツ”を紹介したい。電源は「電解コンデンサーを全て交換すれば、修理できる」という極端な話もあるが、効率よく確実に電源を修理するためのポイントを実例を挙げながら説明していこう。【訂正あり】
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アナログ信号処理回路では、使用個所によっては、抵抗、コンデンサ、コイルの特性/仕様が直接、システムの特性/精度に影響を及ぼすことがある。また、これらの部品の選択を誤ると、予期せぬトラブルに遭遇するケースもある。本稿では、抵抗、コンデンサ、コイルそれぞれの基本特性について解説するとともに、実際のアプリケーションにおける部品選択のポイントを4回にわたって紹介する。その1回目となる今回は、抵抗、コンデンサ、コイルの誤差が回路へ及ぼす影響について検討する。
- 05025Mサイズで静電容量1μF実現した積層セラコン
村田製作所は、外形寸法0.5×0.25×0.25mmで、静電容量1μFの積層セラミックコンデンサの量産を開始した。従来の0.6×0.3mmサイズ製品に比べ、体積比を約1/2としたという。
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