前面パネルにある「Acquire」キーを押すと、下図の画面が表示されてトリガー条件が設定できるようになる。
34461Aが持つ多くのトリガー機能のうち、基本的な操作についてのみ説明する。
最初にトリガーの種類を選択する。34461Aには下記の3つのトリガーが用意されている。
デジタルマルチメーターは、1つの測定が完了するとすぐに新しいトリガーを自動的に発生させて測定を継続させる。一般的な使い方ではAutoを選択する。
デジタルマルチメーターの前面パネルの「Single」キーが押されるたびに、トリガーを1つ発生させて測定を行う。
指定されたトリガースロープの信号が背面パネルにある「Ext Trig」コネクターに入力されるたびに、デジタルマルチメーターは測定を実行する。
表示画面にある「Trg Src」キーを押すと、トリガーの種類を選択できる。外部トリガーを設定した時は、下図に示すようにトリガー信号のスロープを「立ち上がり」か「立ち下がり」から選択できるようになっている。
この設定の状態で、外部制御信号によってデジタルマルチメーターにトリガーを与えて1回の測定ができる。1回のトリガーで複数回の測定をする場合は、「Samples/Trigger」のキーを選択して回数を入力する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.