1992年に発売された6.5桁ベンチトップ型デジタルマルチメーター34401Aは、2013年に発売された34461Aに引き継がれるまで長年に渡って販売されてきたため、現在でも多くの利用者がいる。
ここでは新旧2機種のデジタルマルチメーターの主な違いを示す。新たに34461Aを導入する際は、使用の違いを理解する必要がある。またキーサイト・テクノロジーでは新旧2機種の違いを説明する「互換性と相違点:34461Aと34401A6 1/2桁デジタル・マルチメータ」というアプリケーションノートを用意している。
開発や生産の現場などでは、旧製品の34401Aと現在の製品の34461Aが混在して使われることがある。最近のPCにはUSBやLANは標準装備されているため、自動計測を行う場合はUSBが使われることが多い。旧製品の34401AをUSB環境で使う際には、下図のようなUSB/GPIBインタフェースを用いるとGBIBインタフェースしかない測定器でもUSB環境下で利用できる。
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