久しぶりに歯科技工の機器修理をしている知人から連絡があった。ブラシレスハンドピース用モーターのコントローラーの修理依頼で、回転が不安定で「お手上げ状態」なのだという。このコントローラーの修理経験はないが、面白そうなので引き受けた。
久しぶりに歯科技工の機器修理の知人から連絡があった。
ブラシレスハンドピース用モーターのコントローラーなのですが、回転が不安定になっています。1度診て頂けないでしょうか。メーカーが修理をしなくなってしまった製品でお手上げ状態なのです。
という内容で、写真が添付されていた。
このコントローラーの修理経験はないが、面白そうなので引き受けた。図1に示す。
図1から、この機器はドイツで設計/製造され、日本企業が輸入して国内販売していた製品のようだ。数日後、修理品が送られてきた。梱包箱を開封すると、コントローラー2台とハンドピース用モーターが入っていた。1台のコントローラーには『回転不安定』と記載され、もう1台には何も表示がなかったので、後者は良品のサンプルではないかと思われた。図2に示す。
図2左のコントローラーに、『回転不安定』と表示されていた。図1は受領した銘板入りの写真だ。製品の銘板から、この機器は30年ほど前にドイツで作られたものと思われた。ケースを開け内部の基板を確認した。図3に示す。
図3左はケースを開けて制御回路を確認した様子だ。右は操作スイッチで、電源とクルージング(巡行)の2つのスイッチだった。内部には大型のトランスと、制御回路基板があり、基板の左側にはDC電源の整流回路用電解コンデンサー、コントロール部、下側にモーターの駆動回路が配置されていた。
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