STMicroelectronicsは、40nmプロセス技術およびArm Cortex-M33コアを採用した低価格マイコン「STM32C5」を開発した。コスト重視の組み込み機器向けに高速化を実現する。価格は1万個購入時で1個当たり0.64米ドルから。
STMicroelectronics(以下、ST)は40nmプロセス技術およびArm Cortex-M33コアを採用した低価格マイコン「STM32C5」を開発した。STM32C5は、コスト重視の組み込み機器向けに高速化を実現。多くのエントリーレベルチップよりも高速に動作し、工場、家庭、都市、インフラにおけるコンパクトなスマート機器の機能を向上させる一方で、動的消費電力を低く(80μA/MHz未満)抑えている。
144MHzで動作し、CoreMarkスコア593を達成するCortex-M33は、一般的なCortex-M0+デバイスと比べて最大3倍の性能を提供する。STの40nmコスト効率の高い製造プロセスは、より高いクロック速度と大容量のオンチップメモリを可能にしている。STM32C5シリーズは、128K〜1024Kバイトのフラッシュと64K〜256KバイトのRAMを統合している。
同シリーズは、SESIP3およびPSA Level 3のセキュリティ要件を満たすよう設計されていて、メモリ保護、改ざん防止、暗号エンジン、時間的分離機能を備え、セキュアブートやファームウェア更新などのプロセスを保護する。追加のセキュリティを備えたバリアントでは、ハードウェアユニークキーのサポート、安全なキー保存、対称および非対称処理に対応するハードウェア暗号アクセラレーターを提供する。
STM32C5マイクロコントローラーは既に量産中で、20ピンから144ピンまでのパッケージで提供する。価格は1万個購入時で1個当たり0.64米ドルから。
最大250MHz動作のマイクロコントローラー
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