Navitasの電源ボードは800Vから6Vへ単段で直接変換し、従来の48V中間バスを不要にすることで、サーバの電源供給を簡素化する設計である。
Navitas SemiconductorのDC-DC電源供給ボードは、800Vから6Vへの直接変換を単段で実現する。「NVIDIA GTC 2026」で披露されたこの設計は、コンピュートサーバートレイ内で従来用いられてきた48Vの中間バスコンバーター段を不要にし、NVIDIAのAIインフラ向け電源供給を簡素化する。
Navitasの「GaNFast」パワーICを用いることで、このボードは1MHzスイッチング時にフル負荷で96.5%のピーク効率と2.1kW/in3の電力密度を達成する。一次側には、DFN 8×8パッケージの650V GaNFast FETを16個統合し、両面冷却を備えたスタック型フルブリッジトポロジーを採用している。一方、センタータップ出力には25VのシリコンMOSFETを使用する。高周波スイッチングにより受動部品とプレーナーマグネティクスの小型化が可能となり、電力密度が向上する。
Navitasの電源供給ボードは、一般的なスマートフォンと比較した場合約20%薄い。超低プロファイル設計によってGPUボードの近傍に配置でき、ループインダクタンスを最小化して過渡応答と電力分配効率を向上させる。
従来品に比べスイッチング損失を半減、SJ構造を用いた耐圧600VのMOSFET
負荷消費電力を一定にする安定化電源
AC-DC電源の設計ポイント
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ディスクリート構成の高輝度LED駆動回路
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