Wolfspeedは、高電圧エネルギーインフラ向けに3.3kV SiCパワーモジュール2製品を発表した。2kV以上のDCリンクアーキテクチャに対応し、電力変換段数の削減と2レベルトポロジーの簡素化を可能にする。
Wolfspeedの3.3kV SiCパワーモジュール2製品は、AIデータセンター、再生可能エネルギーシステム、送配電機器を含む高電圧エネルギーインフラを対象としている。ハーフブリッジベースプレートモジュール「HAB900C33LM4」は800A超のアプリケーションに対応し、フルブリッジベースプレートレスモジュール「IBB020A33GM4」は100A定格である。両モジュールは2kV以上のDCリンクアーキテクチャに対応していて、設計者は電力変換段数を削減し、よりシンプルな2レベルトポロジーを採用できる。
LMプラットフォームの一部であるHAB900C33LM4ハーフブリッジモジュールは、太陽光発電、系統用エネルギー貯蔵、風力発電システムで使用されるコンバーター向けである。Wolfspeedによると、同製品は同等のSiC製品と比較して最大42%低いスイッチング損失を実現し、同一試験条件下でIGBTと比較して90%超低いスイッチング損失を実現するという。一方、WolfPACKファミリーの一員であるIBB020A33GM4ベースプレートレスデバイスは、ソリッドステートトランスや直列積層システム、並列システムを含むモジュラー型コンバーターアーキテクチャ向けに設計されている。
両パワーモジュールは第4世代SiC技術と、焼結ダイアタッチを含む先進パッケージング技術を採用し、耐久性とパワーサイクル性能を高めている。Wolfspeedによると、これらのモジュールは温度変化に対してもスイッチング性能を維持し、磁気部品やEMIフィルターの小型化に貢献するとともに、システムの電力密度向上を可能にするという。
業界標準パッケージを採用したHAB900C33LM4およびIBB020A33GM4のサンプルは、Wolfspeedの直販担当者を通じて提供されている。
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