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車載向けバイポーラホール効果ラッチ、Diodes±10ガウスの高感度実現

Diodesの車載向けホール効果ラッチ「AH3711Q」は、±10ガウスの高感度磁気検出を実現する。小型磁石の採用によるシステム小型化と低消費電力化に貢献する。

» 2026年06月08日 12時30分 公開
[EDN]

 Diodesの車載向けバイポーラホール効果ラッチ「AH3711Q」は、動作点および復帰点が±10ガウスという高い磁気感度を実現する。ブラシレスDCモーター制御、回転速度測定、リニアおよびインクリメンタルロータリーエンコーダー、位置検出用途に利用できる。代表的な用途としては、テールゲートの開閉機構、電動サンルーフ、パワーウィンドウが挙げられる。

[クリックで拡大] 出所:Diodes

 AH3711Qの高感度性能により、より弱い磁場を検出できるため、システムサイズと部品表(BOM)コストの削減に向けて小型磁石を使用できる。また、磁気マージンの向上によってデューティサイクルをより大きく低減できるため、消費電力を抑え、バッテリー寿命の延長にもつながる。

 AH3711Qは3〜27Vの電源電圧範囲で動作する。電源部には逆流防止ダイオードとツェナークランプを内蔵し、出力部には過電流制限機能とツェナークランプを備える。チョッパー安定化設計により、−40〜+150℃の全温度範囲にわたってスイッチングポイントのドリフトを最小限に抑える。これらの機能により、40Vのロードダンプ、逆極性接続、短絡に対する保護を実現する。さらに、8kVのHBMおよび1kVのCDMという高いESD耐性を備え、過酷な環境での堅牢性を高めている。

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