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置き換えで実装面積削減 小型コモンモードチョークAEC-Q200認定を取得

ビシェイ・インターテクノロジーは、車載用フェライトコモンモードチョーク「ICM5050-A」「ICM6050-A」「IFLN-1210BE-A」「IFLN-1812CZ-A」を発表した。

» 2026年09月10日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ビシェイ・インターテクノロジーは2026年8月、車載用フェライトコモンモードチョーク「ICM5050-A」「ICM6050-A」「IFLN-1210BE-A」「IFLN-1812CZ-A」を発表した。すでにサンプルおよび製品を提供中で、量産時の標準納期は10〜12週間だ。

車載用フェライトコモンモードチョーク「ICM5050-A」「ICM6050-A」「IFLN-1210BE-A」「IFLN-1812CZ-A」 車載用フェライトコモンモードチョーク「ICM5050-A」「ICM6050-A」「IFLN-1210BE-A」「IFLN-1812CZ-A」[クリックで拡大]出所:ビシェイ・インターテクノロジー

 ICM5050-A、ICM6050-Aはともに巻線型。ICM5050-Aは12.0×11.0×6.0mmの5050ケースで最大11A、ICM6050-Aは15.0×13.0×6.0mmの6050ケースで最大14Aの許容電流に対応する。動作温度範囲はいずれも−40〜+125℃になる。

 直流抵抗(DCR)の最大値はICM5050-Aが4〜12mΩ、ICM6050-Aが3.5〜5mΩ。同社によると、一般的なトロイダル型コモンモードチョークのDCRは23mΩだという。一般的なトロイダル型の外形寸法が19×30×28mmであるのに対し、両製品は小型で、置き換えによって基板実装面積を削減できる。

100MHzで最大11kΩのインピーダンス

 IFLN-1210BE-A/IFLN-1812CZ-Aは、ともに精密巻線を採用する。IFLN-1210BE-Aは3.2×2.5×2.5mmの1210ケース、IFLN-1812CZ-Aは4.5×3.2×3.0mmの1812ケースを用いた。

 100MHzでのコモンモードインピーダンスは、IFLN-1210BE-Aが2200〜1万1000Ω、IFLN-1812CZ-Aが4000〜5200Ω。インダクタンスはいずれも11〜100μHになる。DCRの最大値はIFLN-1210BE-Aで0.4〜1.5mΩ、IFLN-1812CZ-Aで0.6〜2mΩに抑えた。動作温度範囲はともに−55〜+150℃だ。

 4製品とも、AEC-Q200認定を取得している。DC-DC電源や液晶ディスプレイ(LCD)、照明ドライバー、車載Ethernetネットワーク、バッテリー駆動機器などのノイズ抑制、フィルタリングに使用できる。特にIFLN-1210BE-AとIFLN-1812CZ-Aは、CANやLAN、車載DC-DCコンバーターのEMIノイズ抑制を想定している。RoHSに準拠したハロゲンフリー品で、リフローはんだ付けと自動ピック&プレース実装に対応した。

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