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マルチプロトコルの高速シリアルを1台で解析/テスト可能な新型アナライザテクトロニクス TPI4000

1台で複数のテスト機能を提供できるため、所要の機能ごとに専用の測定器を用意する必要がなくなるという。最高10Gビット/秒までの高速シリアルインタフェースの各種プロトコルに対応する。

» 2012年01月13日 15時23分 公開
[EDN Japan]

 テクトロニクス社は2012年1月、さまざまなプロトコルの高速シリアルインタフェースの解析/テストを1台で実施できるプロトコルアナライザ「TPI4000シリーズ」を発表した。データ伝送速度が最高10Gビット/秒までのプロトコルに対応している。具体的には、イーサネット、ファイバチャネル(Fibre Channel)、CPRI(Common Public Radio Interface)、Serial FPDP(Serial Front Panel Data Port)、Serial Attached SCSI(SAS)、Serial ATA(SATA)、Serial RapidIO(SRIO)のプロトコルに1台で対応可能だ。

 プロトコルアナライザとしての機能の他、トラフィックジェネレータやビットエラーレート(BER)テスターなどの機能も備えており、プロトコルの解析に加えて、相互接続性や互換性、ストレス耐性といった各種テストを実施できる。

 2つの機種を用意した。1つは、モニターを内蔵し、キーボードも備えた8ポートのポータブル機「TPI4202型」、もう1つは、4Uサイズのラックマウント型で、最大32ポートまでサポート可能な「TPI4208型」である。両機種それぞれに、さまざまなデータ伝送速度やプロトコルに対応するオプションが用意されている。

図1

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