「EE Times Japan×EDN Japan 統合電子版」の2012年9月号を発行しました。Cover Storyの「有機ELディスプレイ、『日本に勝機は必ず訪れる』」や、「小型iPad投入あおるGoogleの『Nexus 7』」、「電力を変えるGaNとSiC、製品化への課題は大きく異なる」など、幅広い話題を掲載しました。
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2012年内にも、SamsungとLGから、50インチを超える大型有機ELテレビが市場に投入される予定である。いまや韓国勢が先行する有機ELディスプレイ市場であるが、「材料面では日本がリードしている」と専門家は語る。
小型iPad投入あおるGoogleの「Nexus 7」、部品ベンダーに見慣れぬ顔ぶれ
電力を変えるGaNとSiC、製品化への課題は大きく異なる(GaN編)
電力を変えるGaNとSiC、製品化への課題は大きく異なる(SiC編)
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電圧制御のプログラマブル定電流源、デジタルコントロ−ルも容易
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私の最後の編集後記
どうにも先を見通しにくい、不透明な世の中です。時代の風向きは数年で大きく変わり、エレクトロニクスの要素技術は日々着実に進歩しているにも関わらず、存在感を出しにくくなりました。今の日本のエレクトロニクス業界を覆うのは、「自信喪失」という空気です。
多くの識者が指摘するように、業界にさまざまな課題があることは間違いないでしょう。ただ、どのような課題があろうとも、エレクトロニクスの素晴らしさと輝きが色あせるわけではないと考えます。業界に勢いがあった時代を美化し、回顧しようというわけではありません。あらゆるインフラやアプリケーションの土台として、それぞれの魅力を最大限に引き出す、エレクトロニクスの新たな要素技術が不可欠だと思うのです。数年後には新しい風が吹いていると信じています。
最後に報告があります。9月末をもって、EE Times JapanとEDN Japanの編集記者としての6年間を終え、当社を退職することになりました。これまで支えていただいた読者の皆さま、取材に対応くださった皆さまに深く感謝いたします。どうぞ今後も引き続き当誌をよろしくお願いいたします。(前川慎光)
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