オーストリアのアナログICベンダーであるamsは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262への準拠を可能にする車載アナログICを、2013年初めから量産する。
オーストリアのアナログICベンダーであるams(旧austriamicrosystems)は2012年10月10日、自動車向け機能安全規格であるISO 26262への準拠を可能にする車載アナログICを、2013年初めから量産すると発表した。
amsは、電動パワーステアリングやアクセル/ブレーキペダル、シフトレバーなどに用いられるセンサーやセンサーインタフェースIC、車載ネットワーク向けのトランシーバICなどを手掛けている。また、これらのICの機能を顧客の要望に合わせて統合したASICも展開している。
同社が現在開発中の車載ICは、ISO 26262の要件を満たすために開発した診断IP(Intellectual Property)を搭載している。診断IPには、オンチップメモリの継続的な一貫性チェック、信号処理ブロックのセルフテスト、デバイスドライバおよび出力のステータスリードバックといった機能が含まれている。
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