車載向けの28nm CMOSレーダープラットフォーム:アナログ・デバイセズ Drive360
アナログ・デバイセズは、ADAS(先進運転支援システム)とMEMSセンサー、レーダー技術を統合した28nm CMOSベースの自動車用レーダープラットフォーム「Drive360」を発表した。
自動車用レーダープラットフォーム「Drive360」
アナログ・デバイセズは2017年2月、ADAS(先進運転支援システム)とMEMSセンサー、レーダー技術を統合した28nm CMOSベースの自動車用レーダープラットフォーム「Drive360」を発表した。自動運転やADASに必要なハイエンドの長距離ユースケース、短〜中距離の自動緊急ブレーキ、死角検出、至近距離自動駐車などに対応するという。
Drive360は、CMOSベースのレーダープラットフォームを実用化したもので、高集積のパワーマネジメントコンパニオンチップを搭載している。既存のSiGeデバイスよりも遠方の物体を認識でき、余裕のある回避動作が可能となっている。
また高度な信号処理の統合オプションや、カスタムIPの搭載も可能である。同社は、製品開発期間を短縮し、設計リスクと開発コストを削減できるとしている。
- 組み込みソフトの開発時間を削減するエミュレータ
ルネサス エレクトロニクスは2017年2月、次世代エミュレータ「E2エミュレータ」を発売した。制御プログラムのダウンロード高速化に加え、ソフトウェア開発に必要な付加機能をエミュレータに統合し、開発時間を従来の10分の1程度に短縮するという。
- i.MX6UL搭載の組み込み無線モジュール開発キット
ディジ インターナショナルは2016年12月、組み込みネットワークモジュール「ConnectCore for i.MX6UL」をベースに構築した「ConnectCore 6UL開発キット」の出荷を開始した。
- 誤差±5cm以内を実現する24GHzレーダーキット
インフィニオン テクノロジーズ ジャパンとピーティーエムは、24GHz帯を利用した、高精度距離測定レーダーデモキットを発表した。誤差±5cm以内かつ10cmまでの近距離の距離測定が可能だ。
- バッテリー駆動の無線センサーノード向け開発キット
シリコン・ラボラトリーズは、バッテリー駆動の無線センサーノードに必要となるハードウェアとソフトウェアを全て搭載した、センサークラウド開発キット「Thunderboard Sense」を発表した。
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