処理性能が最大220MHzのCortex-M4マイコン:NXP LPC546xxファミリー
NXPセミコンダクターズは、ARM Cortex-M4ベースのマイコン「LPC546xx」ファミリーの量産を開始した。併せて、ラインアップを拡充した他、TFBGA180、TFBGA100、LQFP208、LQFP100パッケージに対応した。
NXPセミコンダクターズは2017年7月、ARM Cortex-M4ベースのマイコン「LPC546xx」ファミリーの量産を開始した。併せて、ラインアップを拡充した他、従来のTFBGA180、LQFP208パッケージに加え、新たにTFBGA100、LQFP100パッケージにも対応した。
ブロック図
LPC546xxファミリーは、メガヘルツ当たり100μAのアクティブ電流により、高い電力効率を維持しながら、最大220MHzの性能を提供できる。「LPC5462x」では、消費電力を抑えつつ、アクティブ電流を100μA/MHzに維持できる。
また、新製品の「LPC5461x」は、デュアルCAN-FD規格に対応。高速USBやSDIOなどの機能を搭載し、車載テレマティクスやトラッキング、診断機能など、さまざまなアプリケーション開発を支援する。ドライバーとサンプルコードが付属する互換CAN-FDシールド/キット「OM13094」も提供され、ユーザーは量産までの期間を短縮できる。
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