次に、LEDが搭載された2枚の基板を開いて、ハンダこてでLEDを取り出した。図4に示す。
図4左の基板の昇圧回路は3端子のICと緑のコイルの2つの部品だけで構成され、発光ダイオードがハンダ付けされていた。この発光ダイオードを外し、代わりにレーザーダイオードを付ければよい。事前にレーザーダイオードの配線を外し、ハンダ付け用の細いリードを取りつけた。図5に示す。
レーザーダイオードのカソード(青線側)には20mm程の長いリード、アノード(赤線側)には5mmの短いリードをレーザーダイオードの中央近くにハンダ付けした。スリムライトのガイドの穴径が5mm程度なのでドリルなどで6mmほどに大きくした。またレーザーダイオードにある基板が少し出っ張るので、ライトガイド部分を8mmほど金のこぎりで切った。レーザーダイオードを基板に実装した写真を図6に示す。
なお、レーザーの光のポイントを小さくするために、レーザーダイオードをできるだけ基板の中央に取り付けるのがミソだ。
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