日本モレックスは、モバイル機器やウェアラブル端末のドッキング型充電器向け接点部品「Contact Pucks」を発表した。極めて平坦な金メッキを施した接触面が、接続性や導電性において優れた性能を発揮する。
日本モレックスは2018年8月、モバイル機器やウェアラブル端末のドッキング型充電器向けに理想的な電気接点と機械的硬度を提供する、接点部品「Contact Pucks」を発表した。
Contact Pucksは、接点となる接触面に対し極めて平坦な金メッキが施されている。その均一な表面品質により、接続性や導電性において優れた性能を発揮するため、スマートウォッチやエクササイズ用活動量計といったウェアラブルデバイス、医療用遠隔監視装置などに適している。
同部品は、パックと吸着キャップ、インターポーザ―で構成される。コンタクトパックの底面をはんだ付けするSMT(表面実装技術)パッドに、吸着キャップは自動実装の組み立て作業に対応。インターポーザーはアプリケーションごとに要求される噛み合い高さまでパックを上昇させる。
最大電圧50VDC、コンタクトあたりの最大電流は0.5A、接触抵抗は10mΩ。−20〜70℃で動作し、テープ&リールのパッケージで供給される。
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