LoRaWAN対応の国内向け小型モジュール : SMK LR01シリーズ
SMKは、LoRaWAN AS923規格に準拠したエンドデバイス向けモジュール「LR01」シリーズを開発した。LoRaWANおよび電波法認証を取得予定で、小型面実装タイプの日本国内市場専用のモジュールだ。
SMKは2018年10月、LoRaWAN対応RFモジュール「LR01」シリーズを開発し、受注を開始した。量産開始は2019年7月の予定。各種設備機器、セキュリティ機器、見守り関連機器、環境モニターなどに適している。
LR01シリーズは、LoRaWAN AS923規格に準拠したエンドデバイス向けモジュールだ。LoRaWANおよび電波法認証を取得予定で、通信評価が可能な評価キットも提供する。
外付けアンテナタイプの日本国内市場専用の小型面実装タイプモジュールで、アンテナ接続用の同軸コネクタありとなしの2タイプを用意した。
準拠規格はLoRaWAN、およびARIB STD-T108。上位インタフェースは、UART、SPI、I2 C、GPIO、ADCに対応する。電源電圧はDC1.8〜3.6V、周波数は920.6M〜928.0MHz、最大伝送速度は11kbps、送信出力は標準+13dBm、動作温度範囲は−40〜85℃だ。
エンドデバイス向けモジュール「LR01」シリーズ
セルラー通信機能搭載IoT機器開発パッケージ
STマイクロエレクトロニクスは、セルラー通信機能を持つIoT(モノのインターネット)機器用の開発パッケージ「STM32 Discovery Pack」を発売した。STM32マイコンを搭載した機器に最新の通信機能を容易に実装できる。
サブギガ帯通信向けアンテナなどを集積したバラン
STマイクロエレクトロニクスは、868M〜927MHz帯向けの低消費電力無線トランシーバー「S2-LP」向けに最適化したバラン「BALF-SPI2-01D3」を発表した。2.1×1.55mmのチップスケールパッケージで提供される。
1000以上のワイヤレスノードを管理可能にしたWSN
リニアテクノロジーは、SmartMesh IP ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)の機能を拡張した。単一ネットワーク内で1000以上のノードをサポートするネットワーキングソフトウェア「SmartMesh VManager」や低消費電力のローミングノード機能を搭載した。
LoRa対応のIoT機器が試作できる開発キット
STマイクロエレクトロニクスは、LoRaに対応したIoT機器が試作できる開発キット「ST P-NUCLEO-LRWAN1」を発表した。同社の32ビットマイコンの開発エコシステムを活用している。
LoRa無線モジュールがLoRa Allianceの認証取得
マイクロチップ・テクノロジーは、同社のLoRa無線モジュール「RN2483」が、LoRa AllianceのLoRaWAN認証プログラムに合格したと発表した。
IECレベル4のESD規格に適合したトランシーバー
アナログ・デバイセズ(ADI)は、RS485規格とRS422規格に対応するトランシーバー「LTC2862」を改良した±60V耐圧の「LTC2862A」を発売した。IECレベル4のESD規格に適合し、インタフェースピンで±40kVまで(人体モデル)保護する。
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