東芝デバイス&ストレージは、2ch DCブラシ付きモーター用ドライバIC「TB67H401FTG」を開発し、量産を開始した電流リミッタ検出フラグ出力機能、過熱検出機能、過電流検出機能などを搭載している。
東芝デバイス&ストレージは2018年9月、2ch DCブラシ付きモーター用ドライバIC「TB67H401FTG」を開発し、量産を開始した。産業機器、白物家電、ロボットクリーナーなど、モーター駆動状態を監視しフィードバックを求められるアプリケーションなどでの利用を見込む。
TB67H401FTGは、内部の設定電流値に到達したことを知らせる電流リミッタ検出フラグ出力機能を搭載。これにより、部品の削減やシステムの簡素化に貢献する。
シングルブリッジモード、デュアルブリッジモードの切り替え機能も搭載した。シングルブリッジモードで高負荷駆動に対応し、デュアルブリッジモードで1つのICで2つのモーターを同時に駆動できる。
さらに、過熱検出機能、過電流検出機能、低電圧検出機能、異常検出フラグ機能を備え、安全性を強化している。
絶対最大定格はシングルブリッジモードで50V、6.0A、デュアルブリッジモードで50V、3.0A。制御インタフェースはパラレル入力で、7×7×0.9mmのQFN48パッケージを採用している。
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