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車載デジタルカメラ向け高速伝送用コネクター日本航空電子工業 MX55Jシリーズ

日本航空電子工業は、車載デジタルカメラ向けの高速伝送用コネクター「MX55J」シリーズを発表した。映像信号として使用される差動伝送(LVDS)で、1.5Gビット/秒クラスに対応する。

» 2019年01月29日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 日本航空電子工業は2019年1月、車載デジタルカメラ向けの高速伝送用コネクター「MX55J」シリーズを発表した。映像信号として使用される差動伝送(LVDS)で、1.5Gビット/秒クラス(条件による)に対応する。

高速伝送用コネクター「MX55J」シリーズ

差動信号LVDSに対応した高速伝送用コネクター

 カメラ用リアケースコネクターのサイズは、従来品の24×27mmから、車載カメラ標準サイズの23×23mmに小型化。コネクター全面をGNDシェルで覆い、端子をグランドとして使用することで耐ノイズ性能を確保し、EMI(電磁干渉)対策を強化した。嵌合(かんごう)・単体の両方で、防水、100kPa、IP×9K相当の防水性能を備えている。

 使用温度範囲は−40〜105℃で、極数は4芯。STQ(シールドツイストクアッド電線)ケーブルに対応している。また、誤挿入防止のキーを設置しており、ハーネス側のコネクタのキーを変更することで、誤挿入を防げる。

 ストレートタイプとアングルタイプを用意し、アングルタイプでは、4方向のケーブルを引き出すことができる。なお、ソケットハウジング側はケーブルハーネスとして販売され、コネクタ単品での提供はない。

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