ビシェイ・インターテクノロジーは、車載向けの太陽光発電MOSFETドライバー「VOMDA1271」を発表した。ターンオフ回路を備えていて、ターンオフ時間が標準0.7ミリ秒、ターンオン時間が0.05ミリ秒となっている。
ビシェイ・インターテクノロジーは2023年6月、車載向けの太陽光発電MOSFETドライバー「VOMDA1271」を発表した。既にサンプル品および製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は8週間となっている。
車載用電子部品規格「AEC-Q102」に準拠し、EV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車)の充電回路、壁用充電器、BMS(バッテリー管理システム)といった用途に適する。パッケージはSOP-4を採用し、ハロゲンフリーでRoHSに準拠している。
ターンオフ回路を備え、ターンオフ時間が標準0.7ミリ秒と短い。また、ターンオン時間も0.05ミリ秒となった。絶縁電圧は3750V、OCV(開回路電圧)は標準8.5Vとなる。
AIGaAs赤外LEDを備え、太陽光発電ゲートアレイが吸収する光を出力。MOSFETをオンにするための電圧を生成する。また、マイクロコントローラーのGPIOピンを用いた駆動も可能だ。
同製品を並列で使用することで、IGBTやSiC MOSFETの駆動用高電圧を生成できる。また、次世代自動車向けに、カスタムのソリッドステートリレーも作成可能だ。
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