リテルヒューズジャパンは、車載向けのPチャンネルパワーMOSFET「IXTY2P50PA」を発売する。最大オン抵抗やゲート電荷を低減し、車載向け電子部品規格「AEC-Q101」に準拠している。
リテルヒューズジャパンは2023年11月、車載向けのPチャンネルパワーMOSFET「IXTY2P50PA」を同月上旬より販売開始した。2500個単位のリールパッケージで提供する。
ドレインソース電圧は−500V、連続ドレイン電流(25℃)は−2Aとなる。車載向け電子部品規格「AEC-Q101」に準拠した。
最大オン抵抗が4.2Ωと少なく、エンドアプリケーションにおける効率性を向上できる。ゲート電荷を11.9nCに抑え、スイッチング性能が向上した。入力容量は600pF、逆回復時間は300ナノ秒(Typ.)、最大動作ジャンクション温度は150℃、消費電力は58Wとなっている。
パッケージは、表面実装型のTO252(DPAK)を採用。車載用ECUやハイサイドスイッチ、車載向けセンサー回路、オーディオアンプ、電流レギュレーター、自動試験装置といった用途に適する。
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