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最大40GHzのアナログ信号生成に対応するマイクロ波信号発生器ユーザー補正機能を搭載

ローデ・シュワルツ・ジャパンは、マイクロ波信号発生器「R&S SMB100B」を発表した。最大40GHzのアナログ信号生成に対応。ユーザー補正機能やクローズドループパワー制御による補正機能も備えた。

» 2024年05月24日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ローデ・シュワルツ・ジャパンは2024年4月、マイクロ波信号発生器「R&S SMB100B」を発表した。8kHzから12.75GHz、20GHz、31.8GHz、40GHzまでをそれぞれカバーする4種の周波数オプションを選択可能。レーダー受信機や半導体デバイス、アップコンバーター、ダウンコンバーター、アンプなどのテスト用途に適する。

マイクロ波信号発生器「R&S SMB100B」 マイクロ波信号発生器「R&S SMB100B」 出所:ローデ・シュワルツ・ジャパン

ユーザー補正機能を搭載

 ユーザー補正機能を備えていて、セットアップの周波数特性が安定している場合にパス損失や信号変動を補正する。セットアップにアンプなどの能動デバイスを搭載していて、周波数特性が変化し得る場合は、クローズドループパワー制御による補正にも対応する。リファレンスプレーンでの入力レベルを連続的に測定し、同レベルを信号発生器にフィードバックしながら出力パワーを調整する仕組みとなっている。

 また、ユーザーによるカスタムメニューの作成も可能だ。頻繁に用いるパラメーターを登録できる。また、SCPIマクロレコーダーを用いながらマニュアル測定し、測定を自動化するコードを生成することで、コードジェネレーターを介してMATLABなどの言語にコマンドをエクスポートできる。

 加えて、同社の「R&S Legacy Pro」を用いることで、信号発生器「R&S SMB100A」や他社の測定器などを直接エミュレートできる。

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