Diodesは超低VCE(sat)を実現する車載対応バイポーラトランジスタを発表した。導通損失を従来比で最大50%削減し、高温環境でも高い信頼性を確保する。
Diodesは、超低VCE(sat)を実現するように設計したNPNおよびPNPデバイス12製品を追加し、車載対応バイポーラトランジスタシリーズを拡充した。同社の新製品であるDXTN/P 78Qおよび80Qシリーズは、1A時の飽和電圧はわずか17mVで、オン抵抗は最小12mΩを実現。従来世代と比べて導通損失を最大50%低減し、より低温での動作と容易な熱管理を可能にする。
これらのトランジスタは、コレクタエミッタ間電圧(BVCEO)定格が30V、60V、100Vで、最大10A(ピーク20A)の連続電流に対応する。12V、24V、48Vの車載システムに適していて、MOSFETやIGBTのゲート駆動、電源ラインおよび負荷スイッチング、低ドロップアウト電圧レギュレーション、DC-DC変換、モーター、ソレノイド、リレー、アクチュエーターの駆動に使用できる。
最大+175℃の連続動作に対応し、高いESD耐量(HBM 4kV、CDM 1kV)を備えることで、過酷な車載環境においても信頼性の高い性能を確保する。コンパクトな3.3×3.3mmのPowerDI3333-8パッケージを採用し、SOT223と比べて基板実装面積を最大75%削減する。また、パッケージ裏面の大型ヒートシンクにより、4.2℃/Wの低い熱抵抗を実現している。
6000個購入時の1個当たりの価格は、DXTN/P 78Qシリーズが0.19〜0.21米ドル、DXTN/P 80Qシリーズが0.20〜0.22米ドルだ。
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