ヘッドスプリングは、3Uサイズで25kVA出力の双方向交流電源「biORBIS」の提供を開始した。AIデータセンターや蓄電システム、EV急速充電器などに用いる電力変換器の評価需要に対応する。
ヘッドスプリングは2026年5月、3Uサイズで25kVA出力の双方向交流電源「biORBIS」の提供を開始した。AIデータセンターや蓄電システム、電気自動車(EV)急速充電器などに用いる電力変換器の評価需要に対応する。
サイズは132.0×482.0×755.0mmで、同クラスの従来製品と比べて5倍以上省スペース化している。重量も44kgに抑えた。双方向直流電源で培った高周波スイッチング技術と高密度モジュール設計を応用している。
交流出力モードは1〜500Hzに対応し、単相350V、三相606Vまで出力できる。航空機向け400Hz電源や各国の異なる電源仕様もシミュレート可能。単相2線、三相3線、三相4線出力に対応していて、独立単相モードでは1台を3つの独立した電源として利用できる。
直流出力モードは最大±1000Vで、太陽光パワーコンディショナー評価向けの低周波リップル重畳出力(AC+DC、DC+AC)も備える。回生機能も搭載し、吸収したエネルギーを最大91%の効率で電力系統へ戻せるため、試験時の消費電力や発熱を抑えられる。
単独運転模擬モードを搭載していて、R/L/C負荷の接続を模擬することもできる。三角波や矩形波などに加え、30種類の高調波歪波形をプリセットとして内蔵する。USBメモリ経由で波形データを取り込めるため、本体単独で複雑な試験を実施可能だ。
高調波解析機能やオシロスコープ機能、データレコーダー、波形編集機能も搭載した。LAN、USB、RS232、RS485、CANなどの通信インタフェースを標準装備していて、自動試験システムとも連携できる。PHIL(Power Hardware-In-the-Loop)向けパワーアンプモードにも対応する。
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