Lumileds(ルミレッズ)も、超小型の実装面積と低背化をうたう2つのLEDシリーズ「LUXEON Versat 2016」と「LUXEON Altilon SMD-A」を発表した。さまざまな車載照明用途を対象としている。
車載LED「LUXEON Versat 2016」はAEC-Q認定のLED製品群で、幅広い色と性能をそろえる。外形寸法は2.0×1.6mmで、高さはわずか0.52mmである。Lumiledsによると、標準的な直接発光色や蛍光体変換色に加え、車体やグリル照明で使用されるフィルムの透過特性に合わせてLEDの発光スペクトルを調整でき、優れた色制御を実現するという。
LUXEON Versat 2016は、アニメーション表示やパーソナライズされた車体照明を対象とし、単一の光学素子、バックライト式光学面、3D発光構造などを実現する。これにより、従来の信号表示を超えて、スタイリングやコミュニケーションのための車載照明に対応するとLumiledsは説明する。この車載LEDは、DRL(昼間走行灯)、方向指示灯、制動灯、尾灯、サイドマーカーにも使用できる。
Lumiledsは、高性能な車載前方照明を対象とした「LUXEON Altilon SMD-A」LEDも発表した。個別制御可能なシングルチップLEDとして最薄をうたい、高さはわずか433μmである。これにより、光学構造をより高精度かつ高効率に設計できる。光学系をLEDのより近くに配置できるため、光学効率も向上する。
この先進的なパッケージは、要求の厳しいフロントフォグランプ、ロービーム/ハイビーム、ADB向けに、輝度、熱性能、堅牢性を高めるという。
さらに、LUXEON Altilon SMD-Aはエッジ部分を小さくすることで、1:247のコントラストを実現し、シャープで自然なカットオフを生成する。Lumiledsによると、LEA間の隙間を70μmまで縮小し、ダイと蛍光体のサイズを最適化することで輝度を高め、コストパフォーマンスをさらに向上させたという。同シリーズは1×2、1×3、1×4、1×5の4構成を用意する。
Penguin Solutions傘下のCree LEDは、アフターマーケットの車載照明用途向けに、指向性照明用途を対象とした超小型パッケージの「XLamp XE-B LED」を発表した。最新のXLamp Element LEDである同製品は、外形寸法を0.9×1.4mmに小型化して製品群を拡充した。Cree LEDによると、単独でもアレイでも光学システム内で高い光度を実現する。
極めて小さな光源で新たな水準の性能を実現するとうたい、1×1mmというより大きな発光面を備えた既存LEDに比べて最大60%高い光度を実現する。多色LED設計の利点を生かせる指向性照明用途向けに最適化され、屋内指向性照明、建築照明、エンターテインメント照明に適するほか、アフターマーケットの車載照明も対象とする。こうした用途では、小型、高光度、精密な色制御の全てが重要な要件となる。
XE-B LEDシリーズはCreeの先進的な「Element」プラットフォームをベースとし、LEDチップとパッケージ端部との距離を可能な限り短くしている。これによりLEDをより狭い間隔で配置でき、光学制御を向上させ、二次光学系とシームレスに統合できる。また、大型で電気的に絶縁されたサーマルパッドを備え、高度なPCB設計に対応する。Cree LEDによると、ヒートシンクへの直接的な熱経路を形成することで、最大電流時でも優れた放熱性と長い動作寿命を実現するという。
XE-B LEDは、全色で最大電流を1Aに統一し、パッケージ設計も共通化することで、精密かつ一貫した混色を可能にする。17色に加え、幅広い白色の選択肢を用意する。
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