近年では、省エネ/高効率化/小型化(軽量化)などの世界的トレンドにより、ブラシ付きモーターや誘導モーターからブラシレスモーターへの切替が増加しています。
3_1. ブラシレスモーターに置き換えるメリット
特に、現行モーター(ブラシ付きDCモーターやACモーター)から置き換える場合、製品の「長寿命化」「高効率化」「軽量化」などで大きな効果が期待できるでしょう。
3_2. インバーター制御の2つの方式
ブラシレスモーターのインバーター制御には、「120度通電制御」と「ベクトル制御」の2つの制御方式があり、方式によってもモーターの効率が変化します。ここでは、ブラシレスモーターの制御方式について説明します。
・120度通電制御
6つの電圧パターンを利用してモーターを駆動する制御方式です。各相、120度ずつずれたタイミングで電流を供給します。マイクロコントローラー(MCU)で必要な演算量は比較的少ないですが、ローターに働くトルクの角度が一定でないため、振動や駆動音などが大きくなります。
・ベクトル制御
ベクトル制御はローターに対して常に垂直方向にトルクを発生させる制御方式です。MCUで必要とされる演算量は120度通電制御に比べて多くなりますが、回転ムラが小さく、高効率であることが特徴です。
これより、特に精度の高い制御が求められるアプリケーションでは、ベクトル制御が採用される傾向にあります。
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