IDTは、UVAとUVBの光スペクトルレベルを正確に検出できる2チャンネルUVA/UVB光センサー「ZOPT2202」を発表した。紫外線(UVA/UVB)に対する過剰暴露(ばくろ)、暴露不足を検出し、ウェアラブル、モバイル端末に新たなウェルネス機能を提供するという。
IDTは2016年1月、UVAとUVBの光スペクトルレベルを正確に検出できる2チャンネルUVA/UVB光センサー「ZOPT2202」を発表した。
同社が買収したZMDIが開発したセンサーで、高感度のフォトダイオードを搭載しており、赤外線抑制機能と組み合わせることで、UVソリューションとして高い性能を持つという。健康/ウェルネス用途に加えて、各種アプリでの状況認識も可能にする。
ZOPT2202は、太陽の紫外線(UVA/UVB)に対する過剰暴露(ばくろ)や暴露不足を検出するため、ユーザーは周辺環境を正しく理解でき、紫外線を過度に浴びる危険な状態を回避できる。検出可能な紫外線指数は、1〜11+。屋内と屋外の状況認識も可能である。フィルタープロセスは独自に開発し、どの入射角でも安定した応答ができるという。
動作温度範囲は、−40〜90℃。2.0×2.2×0.7mmのODFNパッケージで提供され、パッケージの最適化により迷光を抑制できるとした。ZOPT2202は既に出荷を開始しており、モバイル/ウェアラブルデバイスメーカー向けに評価ボードが用意されている。
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