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50dpiの解像度を実現した磁気センサーモジュールセイコーNPC

セイコーNPCは、50dpiの高解像度で、非接触でも高感度な磁気ラインセンサーモジュールを新たに開発した。微細な磁気インクパターンや磁場の変化を高解像度で非接触センシングできるという。

» 2015年12月15日 12時00分 公開
[EDN Japan]

 セイコーNPCは2015年11月、50dpiの高解像度で、非接触でも高感度な磁気ラインセンサーモジュール(検出幅77mm)を新たに開発した。磁気インクの検出、金属の非破壊検査、電流検出などの幅広い用途に使用できるという。

従来センサーとの比較

高解像度で非接触センシング

磁気ラインセンサーモジュール

 同モジュールは、高感度ナノグラニュラーTMR型磁気センサー素子を50dpi(Dots Per Inch)間隔でライン状に配置しているため、これまでセンシングが難しかった微細な磁気インクパターンや磁場の変化も、高解像度で非接触センシング可能である。

 また、磁気センサー素子に加え、均一な磁場特性をもったバイアス磁石と高い増幅率の変換アンプICを内蔵。外付けのバイアス磁石と外部変換回路が不要になった。

 サイズは83.5×11mmで、電源電圧は5V。量産出荷は、2016年度の予定という。

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