サイズが6.25×4mmの40V入力降圧レギュレーター:アナログ・デバイセズ LTM8063
アナログ・デバイセズは、40V入力の降圧レギュレーター「LTM8063」を発売した。6.25×4mmのBGAパッケージで提供され、入力電圧は3.2〜40V、出力電圧は0.8〜15V、連続出力電流は2Aとなる。
アナログ・デバイセズは2017年10月、40V入力の降圧レギュレーター「LTM8063」を発売した。既存の同等製品より75%小さい6.25×4mmのBGAパッケージで提供され、0805サイズのコンデンサー2個と0603サイズの抵抗2本を使った実装面積は約70mm2となる。1000個購入時の参考単価は6.95米ドルから。
40V入力の降圧レギュレーター「LTM8063」
入力電圧は3.2〜40Vで、出力電圧は1本の抵抗を使って0.8〜15Vの範囲で調整できる。最大85℃までの周囲温度で、12V入力から5V出力に2Aの連続出力電流(ピーク出力電流2.5A)を供給可能だ。
スイッチング周波数は200k〜2.2MHzの範囲で設定でき、外部クロックへの同期にも対応する。独自の「サイレントスイッチャ(Silent Switcher)」技術を採用し、EMI放射を最小限に抑え、CISPR22クラスBのEMC規格に適合できる。
他に、バーストモード(Burst Mode)動作、パルススキップモード、スペクトラム拡散変調付きパルススキップモード、外部同期モードの4つの動作モードを搭載。動作温度範囲は−40〜125℃となる。
同社では、航空電子システム、FA、産業用ロボット、イメージングシステム、RFシステムなどでの用途を見込む。
- 最大40V入力の降圧レギュレーター
アナログ・デバイセズは、最大40V入力の降圧レギュレーター「LTM8065」を発売した。入力電圧範囲は3.4〜40Vと広く、ノイズが多く安定化されていない12〜36Vの入力電源でも安全に動作する。
- 最大効率94%の同期整流式降圧レギュレーター
アナログ・デバイセズは、最大効率94%(2MHz時)の同期整流式降圧スイッチングレギュレーター「LT8645S」を発売した。1チップにパワースイッチ、昇圧ダイオード、発振器、制御回路、ロジック回路などを集積している。
- 消費電流260nA降圧型スイッチングレギュレーター
セイコーインスツルの子会社であるエスアイアイ・セミコンダクタは、ウェアラブル機器やIoT機器を低消費電力化できる高効率の降圧型スイッチングレギュレーター「S-85S1Pシリーズ」と「S-85S1Aシリーズ」を発表した。静止時消費電流が260nAで、100μA負荷時の効率が90.5%と高く、バッテリー駆動時間を最大2.5倍伸ばすことができる。
- 最大効率94%の同期整流式降圧レギュレーター
アナログ・デバイセズは、最大効率94%(2MHz時)の同期整流式降圧スイッチングレギュレーター「LT8645S」を発売した。1チップにパワースイッチ、昇圧ダイオード、発振器、制御回路、ロジック回路などを集積している。
- 効率93%以上を実現した600mA降圧レギュレーター
リニアテクノロジーは、3〜100Vで入力可能な600mA同期整流式降圧スイッチングレギュレーター「LT8630」の販売を開始した。同期整流方式により、効率93%以上を達成している。
- 降圧、昇圧、昇降圧コンバーターによる電力安定化
今回の記事では、降圧コンバーター、昇圧コンバーター、昇降圧(反転)コンバーターのそれぞれにおける電力安定化について解説します。
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