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5025サイズで定格電力4Wのシャント抵抗器ローム GMR50

ロームは、定格電力4Wのシャント抵抗器「GMR50」を発表した。5.0×2.5mmと小型ながら定格電力を引き上げたことで、車載および産業機器で使用するモーター、電源回路の電流検出などに適する。

» 2019年12月17日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 ロームは2019年11月、定格電力4Wのシャント抵抗器「GMR50」を発表した。5.0×2.5mm(5025サイズ)と小型ながら定格電力を引き上げたことで、車載および産業機器で使用するモーター、電源回路の電流検出などに適する。現在サンプルを出荷中で、サンプル単価は200円(税別)。

5.0×2.5mmで定格電力4Wのシャント抵抗器「GMR50」

 電極構造を見直して素子設計を最適化し、基板への放熱性を高めた。5mΩ品を2Wで使用した場合、5025サイズの一般品に比べて表面温度の上昇を57%低減する。

端子温度90℃で定格電力4Wを保証

 端子温度90℃で定格電力4W、端子温度110℃で定格電力3Wを保証。高い定格電力を保証するため、従来よりも小型のシャント抵抗器を使用可能になり、実装面積を39%削減できる。

放熱性のメリット

 放熱性に優れ、過電流負荷に対して高い耐久性を備える。定格電力を超える想定外の負荷がかかった場合でも、安定した電流検出精度を保てる。

 また、抵抗体金属に高機能合金材料を採用。抵抗値5mΩで、抵抗温度係数(TCR)は0〜+25ppm/℃となる。使用温度範囲は−55〜+170℃で、AEC‐Q200に対応する。

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