定格105℃、800Vのソリッドステートリレー:リテルヒューズ PLA172P OptoMOSリレー
リテルヒューズは、定格負荷電圧800VのNO型ソリッドステートリレー「PLA172P OptoMOSリレー」を発表した。動作周囲温度105℃での電気的パラメーターを保証する。
リテルヒューズは2020年7月、定格負荷電圧800VのNO(Normally Open)型ソリッドステートリレー(SSR)「PLA172P OptoMOSリレー」を発表した。動作周囲温度105℃での電気的パラメーターを保証する。サンプル供給を開始しており、1000個単位および50個ずつのチューブ単位で提供する。
定格105℃、800Vのソリッドステートリレー「PLA172P OptoMOSリレー」
定格負荷電圧800Vに対応することで、AC電力線や高電圧バッテリーで通常使用する定格600VのSSRに比べて、設計マージンに余裕ができる。電気機械式リレー(EMR)との置き換えが可能だ。
定格負荷電流は100mA、オン抵抗は最大50Ω、入出力絶縁電圧は5000Vrms。−40〜+105℃の温度範囲で動作する。105℃での電気特性を規定しており、オフ状態リーク電流は5μA、入力制御電流は5mAだ。
単極6ピンを採用し、高電圧出力ピン間のパッド間隔を6.8mm以上確保した独自のピン配置で、アーク放電を防止する。表面実装SSRフラットパックパッケージで提供する。
産業、計測、医療の分野において、絶縁テスト機器やバッテリー絶縁モニター、産業用太陽光発電所向け絶縁モニターなどの利用を見込む。
- ESD保護に適した双方向TVSダイオードアレイ
リテルヒューズは、高性能家電やウェアラブル機器のESD保護(静電気対策)に適した双方向TVSダイオードアレイ「SP1333」シリーズを発表した。逆並列構造のダイオードにより、データ回線の対称ESD保護を提供し、最大±30kVまで対応する。
- 実装面積が小さい電圧駆動型フォトリレー
東芝デバイス&ストレージは、電圧入力時の最大リミットLED電流を1mAに抑え、最大入力側電力損失が3.3mWの電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SR」を発売した。パッケージは、実装面積が小さい小型のS-VSON4Tを採用した。
- 従来比27%小型化したDC電圧駆動型フォトリレー
東芝デバイス&ストレージは、2.0×1.45mmの小型S-VSONR4パッケージを採用したDC電圧駆動型フォトリレー「TLP34xxSRL」「TLP34xxSRH」シリーズ全5種を発売した。実装面積を従来比27%削減できる。
- 高性能スイッチング向けSIPパワーリレー
リテルヒューズは、高性能スイッチング向けSIPパワーリレー「CPC1984Y」シリーズを発売する。連続負荷電流は最大1A DC/1Armsで、4000Vの入出力絶縁を提供する。
- 低オン抵抗の1200V耐圧SiC MOSFET新シリーズ
リテルヒューズは、1200VのNチャンネルエンハンスモードSiC MOSFET「LSIC1MO120E0120」シリーズと「LSIC1MO120E0160」シリーズを、2018年3月中旬から販売する。
- 電気容量0.2pFの4チャンネルTVSダイオードアレイ
リテルヒューズは、電気容量0.2pFの4チャンネルTVSダイオードアレイ「SP3422-04UTG」シリーズを発売した。一般的な4チャンネルダイオードアレイに比べてサイズを3分の1に抑え、モバイルデバイスに対応する。
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