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実装面積が小さい電圧駆動型フォトリレー 東芝 TLP3407SR

東芝デバイス&ストレージは、電圧入力時の最大リミットLED電流を1mAに抑え、最大入力側電力損失が3.3mWの電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SR」を発売した。パッケージは、実装面積が小さい小型のS-VSON4Tを採用した。

» 2019年10月11日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 東芝デバイス&ストレージは2019年9月、入力側の電力損失を低減した、電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SR」を発売した。プローブカード、半導体自動テスト装置、半導体テスター、計測器などの用途を見込む。

電圧駆動型フォトリレー「TLP3407SR」

最大リミットLED電流1mA、最大入力側電力損失3.3mW

 TLP3407SRは、電圧入力時の最大リミットLED電流を1mAに抑え、同社の「TLP3407SRH」に比べて約3分の1に低減した。最大入力側電力損失は、3.3mWに抑えている。

 3.3V系と5V系の2種類のDCシステム電圧に対応し、5V系を超える電圧を入力する場合は、直列に外付け抵抗を付加して駆動できる。外付け抵抗を付加する際は、最大トリガーLED電流0.2mAを基準に設計可能だ。

 オン電流は1A、阻止電圧は60V、オン抵抗は0.3Ω、絶縁耐圧は500Vrmだ。

 パッケージは、2.9mm2の小型S-VSON4Tを採用。既存のVSONR4パッケージと比べて実装面積が約27%削減できる。

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