24ビットエイリアスフリーA-Dコンバーター:アナログ・デバイセズ AD7134
アナログ・デバイセズは、エイリアスフリーA-Dコンバーターの新製品「AD7134」を発表した。4チャンネルの24ビットADCで、最大102.5dBのエイリアス除去機能を搭載している。
アナログ・デバイセズは2020年11月、エイリアスフリーA-Dコンバーター(ADC)の新製品「AD7134」を発表した。既に量産中で、1000個購入時の単価は17.85米ドルとなる。
エイリアスフリーA-Dコンバーター「AD7134」
同製品は4チャンネルの24ビットADCで、最大102.5dBのエイリアス除去機能を搭載。一般的な代替ソリューションと比較して基板面積を70%削減し、外付けのアンチエイリアスフィルターが不要なため、ADCのドライブを簡素化できる。
AD7134のパッケージには8×8mmの56ピンLFCSPを採用。出力データレートは10〜150万サンプル/秒、3万7400サンプル/秒時のダイナミックレンジは108dB、全高調波歪はACや振動、音響の測定に適した−120dBだ。
オフセット誤差ドリフトは0.7uV/℃、ゲインドリフトは2ppm/℃。その他、低レイテンシを重視したSINC6、パスバンドの平たん性を重視したFIRなど複数のリニアフェーズデジタルフィルターオプションを搭載している。
- ±10V、0〜20mA入力の高精度A-Dコンバーター
アナログ・デバイセズは、0〜20mA入力の高精度A-Dコンバーター「AD4111」「AD4112」を発表した。最大8つのシングルエンド電圧入力と4つの電流入力に対応し、PLCおよびDCSモジュールの実装を容易にする。
- A-Dコンバーターの「ノイズ・スペクトル密度」を理解する
信号アクイジションシステムについては、数十年にわたってより広い帯域幅が求められる状況が続いています。その結果、高速A-Dコンバーター(ADC)で最も重視される性能項目にも緩やかな変化が生じています。それに伴い、ADCの性能は、従来とは異なる方法で測定されるようになってきました。
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信号アクイジションシステムについては、数十年にわたってより広い帯域幅が求められる状況が続いています。その結果、高速A-Dコンバーター(ADC)で最も重視される性能項目にも緩やかな変化が生じています。それに伴い、ADCの性能は、従来とは異なる方法で測定されるようになってきました。
- クロックが高精度AーDコンバーターに与える影響
クロックが高精度A-Dコンバーターにどう影響するかを深く理解するために、クロック信号に関連する3つのトピックスについて考察します。トピックスとは「クロックジッタ」「クロック相互変調」「クロックに関する基板レイアウトのベストプラクティス」の3つです。
- 商用、防衛向け高いダイナミックレンジRFトランシーバー
アナログ・デバイセズは、高ダイナミックレンジを有するRFトランシーバー「ADRV9002」を発表した。受信回路のダイナミックレンジは−150dBc/Hzで、動作周波数は30M〜6GHz、帯域幅12K〜40MHzに対応する。
- 4.8Aのクアッド出力DC-DCレギュレーター
アナログ・デバイセズは、クアッド出力DC-DCμModuleレギュレーター「LTM4668」「LTM4668A」を発表した。スイッチングコントローラー、パワーFET、インダクター、周辺部品を内蔵し、過電圧、過電流、過熱保護機能を備える。
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