RF回路の設計を簡素に、4G通信やマイクロ波P2P無線向けRF IC
アナログ・デバイセズ(ADI)は、これまで外付けしていたディスクリート素子などの機能を集積することで、RF回路部の設計を簡素化することができるRF IC製品を発表した。I/Q変調器など3製品は、3G/4G通信やマイクロ波によるポイントツーポイント(P2P)無線、防衛/航空宇宙、測定機器などの用途に向ける。
SDR用トランシーバの開発を迅速に、ADIがプラットフォーム追加
アナログ・デバイセズ(ADI)は、ソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio)システム向けのトランシーバソリューションとして2種類のプラットフォームを新たに追加し、発表した。シングルチャネル対応のトランシーバFMC(FPGA Mezzanine Card)モジュールと、デュアルチャンネル対応のトランシーバFMCモジュールだ。また、Web上には開発を支援するためのデザインファイルや、トランシーバFMCモジュールのドキュメント、デバイスドライバなどが用意されている。
SDR設計を支援、開発の期間短縮やリスク低減を可能に
アナログ・デバイセズ(ADI)の「AD-FMCOMMS5-EBZ」は、デュアルRFトランシーバIC「AD9361」などを搭載したソフトウェア無線(SDR:Software Defined Radio)用高速プロトタイピングキットである。RF計測機器や防衛用電子機器、通信インフラ装置などのシステム開発用途に向ける。