Maxim Integrated Productsは、絶縁型のフィールド側自己給電12ビットシステムモニター「MAX22530」を発表した。モニタリング測定精度は±1%で、安定した検出抵抗電圧を提供する。
Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2021年6月、絶縁型のフィールド側自己給電12ビットシステムモニター「MAX22530」を発表した。1000個以上購入時の単価は4.85米ドル。評価キット「MAX22530EVKIT#」は、68米ドルで提供する。
4チャンネルを備え、12ビットのアナログデジタルコンバーター(ADC)やDC-DCコンバーターを搭載。また、同社独自の集積化絶縁テクノロジー「MAXSafe」も採用しており、安定した検出抵抗電圧を提供する。
絶縁型マイクロパワーDC-DCコンバーターと通信ラインを兼ね備え、信号モニタリング用途において診断を簡素化し、絶縁されたフィールド回路に制御側電源から給電する。
モニタリング測定精度は±1%で、ディスクリート部品を用いた標準的なリニアフォトカプラ絶縁ソリューションに比べて50倍、精度が向上した。
動作温度範囲は−40〜+125℃。16ピンのSOICパッケージを採用しており、ソリューションサイズを250mm2に抑えた。ADCに5つのICを集積したことでシステム設計を簡易化し、類似製品の420mm2に比べて40%小型化できる。
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