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デュアルドライバIO-Linkトランシーバーを発表マキシム MAX22513

Maxim Integrated Productsは、DC-DCレギュレーターとサージ保護機能を内蔵する、デュアルドライバIO-Linkデバイストランシーバー「MAX22513」を発表した。最小パッケージで高い電力効率を可能にし、堅牢性に優れる。

» 2019年04月24日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2019年4月、DC-DCレギュレーターとサージ保護機能を内蔵する、デュアルドライバIO-Linkデバイストランシーバー「MAX22513」を発表した。1000個以上購入時の単価は3.75米ドル。評価キットの単価は135米ドルだ。レファレンスデザインは±1.2kV/500Ωサージ保護を完全試験済みであり、購入可能だ。

IO-Linkトランシーバー「MAX22513」の製品イメージ

最小パッケージで高い電力効率

 MAX22513は、最小パッケージで高い電力効率を可能にし、堅牢性に優れるため、Industry 4.0アプリケーションなど産業用のIO-Linkセンサーおよびアクチュエーター機器に適している。

 高集積ICによって設計作業を簡素化し、競合製品と比較してサイズを3分の1に小型化。サージ保護機能を内蔵し、従来製品と比較して4つのTVSダイオードが不要だ。また、2Ωの低オン抵抗ドライバおよび、効率80%の300mADC-DCレギュレーターによって、消費電力を4分の1に低下させている。

 全4つのIO端子の逆電圧保護、短絡保護および±1kV/500Ωサージ保護によって、工場などの過酷な環境における堅牢な通信を確保でき、設計作業および市場投入を迅速化できる。

 −40〜125℃の温度範囲で動作し、28ピンで3.5×5.5mmのQFNパッケージと、4.1×2.1mmのWLPパッケージの両方で供給される。

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