デュアルドライバIO-Linkトランシーバーを発表:マキシム MAX22513
Maxim Integrated Productsは、DC-DCレギュレーターとサージ保護機能を内蔵する、デュアルドライバIO-Linkデバイストランシーバー「MAX22513」を発表した。最小パッケージで高い電力効率を可能にし、堅牢性に優れる。
Maxim Integrated Products(マキシム インテグレーテッド プロダクツ)は2019年4月、DC-DCレギュレーターとサージ保護機能を内蔵する、デュアルドライバIO-Linkデバイストランシーバー「MAX22513」を発表した。1000個以上購入時の単価は3.75米ドル。評価キットの単価は135米ドルだ。レファレンスデザインは±1.2kV/500Ωサージ保護を完全試験済みであり、購入可能だ。
IO-Linkトランシーバー「MAX22513」の製品イメージ
MAX22513は、最小パッケージで高い電力効率を可能にし、堅牢性に優れるため、Industry 4.0アプリケーションなど産業用のIO-Linkセンサーおよびアクチュエーター機器に適している。
高集積ICによって設計作業を簡素化し、競合製品と比較してサイズを3分の1に小型化。サージ保護機能を内蔵し、従来製品と比較して4つのTVSダイオードが不要だ。また、2Ωの低オン抵抗ドライバおよび、効率80%の300mADC-DCレギュレーターによって、消費電力を4分の1に低下させている。
全4つのIO端子の逆電圧保護、短絡保護および±1kV/500Ωサージ保護によって、工場などの過酷な環境における堅牢な通信を確保でき、設計作業および市場投入を迅速化できる。
−40〜125℃の温度範囲で動作し、28ピンで3.5×5.5mmのQFNパッケージと、4.1×2.1mmのWLPパッケージの両方で供給される。
- 車載カメラ用4チャンネルパワーマネジメントIC
Maxim Integrated Productsは、4つの電源を内蔵した、車載カメラモジュール用の超小型4チャンネルパワーマネジメントIC「MAX20049」を発表した。2つの低ドロップアウトレギュレーターを内蔵している。
- 3A充電の高集積USB-Cバックチャージャー
Maxim Integrated Productsは、他社競合製品より30%小型化した、USB Type-C(USB-C)バックチャージャー「MAX77860」を発表した。USB-Cコンフィギュレーションチャンネル(CC)ポート検出機能などを3.9×4.0mmのパッケージに集積している。
- IoTデータ保護用高集積セキュリティ監視IC
Maxim Integrated Productsは、IoT機器の機密データを保護する、高集積セキュリティ監視IC「MAX36010」「MAX36011」を発表した。高度なセキュリティ機構により、開発の全段階で堅固な改ざん検出、暗号、セキュアストレージを容易に実装できる。
- 高電圧向けバックコンバーターとコントローラー
Maxim Integrated Productsは、小型の高電圧車載電源用バックコンバーター「MAX20004」「MAX20006」「MAX20008」と同期整流バックコントローラー「MAX20098」「MAX20034」を発表した。
- 超低自己消費電流の高集積PMIC
Maxim Integrated Productsは、高集積PMIC「MAX20345」を発表した。内蔵レギュレーターの自己消費電流が極めて低いため、バッテリー寿命を延長する。製品形状の小型化や効率向上にも貢献する。
- IoT機器を小型化する、低電力SIMO PMIC
Maxim Integrated Productsは、IoTデバイスのパワーレギュレーターサイズを半分に縮小する、単一インダクタマルチ出力のパワーマネジメント集積回路6種を発表した。
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