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ToF技術を用いた非接触スイッチSCHURTER TTSシリーズ

SCHURTERは、光学式の非接触スイッチ「TTS」シリーズを発表した。ToF技術により信号検出距離が0.02〜60mmとなっており、公共エリアなどでの用途に適する。

» 2021年09月03日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 SCHURTERは2021年8月、光学式の非接触スイッチ「TTS」シリーズを発表した。日本国内では、グローバル電子が販売する。

光学式・非接触スイッチ「TTS」

 同製品は、距離計測技術のToF(Time of Flight)を用いており、信号検出距離が0.02〜60mmとなっている。自動販売機や券売機など、不特定多数の人が利用し、衛生面の配慮が必要となる公共エリアなどでの用途に適する。

誤作動を防止、スイッチングサイクルは2000万回以上

 意図しないスイッチ表面への接触や、水滴の付着といったスイッチング信号はトリガーされないため、誤作動が生じない。可動部品がないため、スイッチングサイクルは2000万回以上となっている。

 ボディーにはステンレススチールを採用しており、IK09相当の耐衝撃保護性能やIP67相当の防塵および防水性能(表面部)を備えた。

 スイッチング電圧は最大42VACおよび60VDCで、スイッチング電流は最大100mA。−30〜+85℃の温度範囲で動作する。公共エリア用途に加えて、医療や産業分野でのタッチレスアクティベーションでの需要も見込む。

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