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4.3インチLCDディスプレイのデジタルマルチメーター：B＆Kプレシジョン 5490Cシリーズ

B＆Kプレシジョンは、ベンチトップタイプのデジタルマルチメーター「5490C」シリーズを発売した。4.3インチLCDディスプレイを採用し、デュアルディスプレイやバーメーター、トレンドチャートなどの統計を表示できる。

» 2021年10月14日 09時00分公開

[EDN Japan]

　B＆Kプレシジョンは2021年10月、ベンチトップタイプのデジタルマルチメーター「5490C」シリーズを発売した。4種類を用意し、価格（税込）は、5-1/2桁の「5492C」が11万6589円、「5492CGPIB」（GPIBインタフェース付き）が14万2890円、6-1/2桁の「5493C」が14万5189円、「5493CGPIB」（GPIBインタフェース付き）が17万1589円だ。

ベンチトップタイプのデジタルマルチメーター「5490C」シリーズ

　5490Cシリーズは、4.3インチLCDディスプレイを採用しており、デュアルディスプレイやバーメーター、トレンドチャート、ヒストグラム、最大値、最小値、ピークピーク値、平均値、標準偏差といった統計を表示できる。

12の測定機能を搭載

　DCV、ACV、DCI、ACI、2線および4線式抵抗測定、キャパシタンス、周波数、ダイオード、温度、導通、DCV比と12の測定機能を備える。測定速度は最大で1000回/秒、DC基本確度は35ppmとなっている。

　また、安定した読み値を捕捉し、最大8の測定値をリストに表示して容易に検証、比較できる「プローブ・ホールド・モード」を搭載した。

　PCによる遠隔操作や監視、データロギングをサポートするソフトウェアを無料でダウンロード可能。システムインテグレーションを簡略化し、操作性を高める「LabVIEW」ドライバも提供する。

三相出力機能を搭載したプログラマブル交流電源
B＆Kプレシジョンは、柔軟に多相システムを設定できるプログラマブル交流電源「9830B」シリーズを発売した。同一機種を2台または3台接続することで、三線単相、二相、三相のシステムを構築できる。
12の測定項目と9種類の演算機能を持つマルチメーター
エヌエフ回路設計ブロックは、12種類の測定項目と9種類の演算機能を1つにしたデジタルマルチメーター「DM2571」を発売した。豊富なディスプレイ表示とインタフェースを備え、自動計測や組み込みシステムにも対応する。
2チャンネル、7.5桁の薄型マルチメーター
テクトロニクスは、2チャンネル、7.5桁の薄型サンプリングマルチメーター「DMM7512型」を発表した。高チャンネル実装密度と高い測定性能を備え、2台分のマルチメーター機能を1Uのフルラック幅に納めている。
負荷電力300W、1kW対応の直流電子負荷装置
TDKラムダは、直流電子負荷装置「SFL」シリーズを発売した。ゼロVから電流がリニアに変化し、高速応答に対応する。負荷電力が300Wまたは1kW、電圧が120Vまたは500Vの4種類を用意する。
価格を抑えた2チャンネル任意波形発生器
テレダイン・ジャパンは、テストツールの任意波形発生器「T3AFG」シリーズに、デュアルチャンネルの「T3AFG30」「T3AFG60」を追加した。出力周波数は、T3AFG30が30MHz、T3AFG60が60MHzだ。
15.6インチディスプレイ搭載オシロスコープ
テレダイン・レクロイは、オシロスコープの新機種「HDO6000B」シリーズを発表した。15.6インチ、1920×1080ピクセルの高解像度ワイドスクリーンディスプレイを搭載するほか、4K外部モニターにも対応する。