テレダイン・レクロイは、オシロスコープの新機種「HDO6000B」シリーズを発表した。15.6インチ、1920×1080ピクセルの高解像度ワイドスクリーンディスプレイを搭載するほか、4K外部モニターにも対応する。
テレダイン・レクロイは2021年4月、オシロスコープの新機種「HDO6000B」シリーズを発表した。従来の「HDO6000A」に、15.6インチ、1920×1080ピクセルの高解像度ワイドスクリーンディスプレイを搭載したもの。細部まで電気信号を計測できる。
外部の4K(3840×2160ピクセル)ディスプレイにも対応し、オプションのQ-Scapeタブ付き表示と組み合わせることで、より最適な画面表示となる。また、25MHzの任意のファンクションジェネレーター出力を標準で装備した。
従来品と同じく、常時12ビットの分解能を有する。サンプリング速度は全チャンネルで2.5Gサンプル/秒、エンハンスドサンプリング時で10Gサンプル/秒。最大で1チャンネル当たり250Mポイントの捕捉メモリを搭載する。
350MHzの「HDO6034B」、500MHzの「HDO6054B」、1GHzの「HDO6104B」、500MHzでミックスドシグナルオプション付きの「HDO6054B-MS」、1GHzでミックスドシグナルオプション付きの「HDO6104B-MS」の5種をそろえている。
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