ルネサス エレクトロニクスは、産業グレードの動作温度範囲に対応したDDR5、DDR4向けレジスタードクロックドライバ「5RCD0148H」「4RCD0232K」を発売した。動作温度範囲は−40〜+105℃で、チャンネルスピードを2倍に増強している。
ルネサス エレクトロニクスは2021年11月、産業グレードの動作温度範囲に対応したDDR5、DDR4向けレジスタードクロックドライバ(RCD)「5RCD0148H(DDR5)」「4RCD0232K(DDR4)」を発売した。
動作温度範囲は−40〜+105℃で、エッジコンピューティングや車載、インダストリー4.0、5Gアプリケーション用途など、厳しい要件が求められる産業分野でのDDR5、DDR4用DIMMの活用を可能とする。
DDR5で最大5200Mトランスファ/秒、DDR4で最大3200Mトランスファ/秒の転送速度に対応し、チャンネルスピードを2倍に増強した。既存のDDR4用途では、広い温度範囲により信頼性の向上に寄与するほか、DDR5用途ではDIMMをプリント基板上に物理的にはんだ付けする組み込み用途への応用も可能となっている。
DDR5は、同社のパワーマネジメントIC「P8900」やSPDハブ「SPD5118」、温度センサー「TS5111」と、DDR4は温度センサー「TSE2004」とそれぞれ連携可能となっている。
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