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200V耐圧トランジスタ出力車載フォトカプラ東芝 TLX9188

東芝デバイス&ストレージは、200V耐圧トランジスタ出力の車載フォトカプラ「TLX9188」を製品化し、出荷を開始した。コレクタ、エミッタ間電圧定格が、同社従来品と比較して2.5倍になっている。

» 2021年12月02日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 東芝デバイス&ストレージは2021年11月、200V耐圧トランジスタ出力の車載フォトカプラ「TLX9188」を製品化し、出荷を開始したと発表した。

「TLX9188」

 同製品は、高耐圧のフォトトランジスタを搭載したことで、コレクタ、エミッタ間電圧定格が200Vになった。同社従来品の「TLX9185A」と比較して2.5倍に達しており、電圧100〜200Vを用いる機器内のフィードバック回路に使用できる。

スイッチング特性の最大値を規格化

 スイッチング特性のターンオン時間を最長で100マイクロ秒、ターンオフ時間を最長で500マイクロ秒に規格化した。機器内の単方向スイッチとして利用可能で、応用回路のコスト低減に寄与する。

 動作温度定格は−40〜+125℃。車載用電子部品向け規格「AEC-Q101」や自動車向けマネジメントシステム規格「IATF 16949」に準拠した。

 パッケージは3.7×7.0×2.1mmの4ピンSO6を採用。バッテリー電圧監視やメカニカルリレー固着検出、地絡検出といったBMS(バッテリーマネジメントシステム)やアナログ信号フィードバックといった用途に適する。

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