ルネサス エレクトロニクスは、産業機器や太陽光発電インバーター向けのフォトカプラとして、IGBT駆動用の「RV1S9231A」「RV1S9207A」、IPM駆動用の「RV1S9209A」を発売し、量産を開始した。
ルネサス エレクトロニクスは2021年5月、産業機器や太陽光発電インバーター向けのフォトカプラとして、IGBT駆動用の「RV1S9231A」(2.5A出力)と「RV1S9207A」(0.6A出力)、インテリジェントパワーモジュール(IPM)駆動用の「RV1S9209A」を発売し、量産を開始した。
3製品ともに沿面距離8.2mmを確保しつつ、2.5×2.1mm、ピンピッチ0.65mmの小型かつ薄型のLSSO5パッケージを採用している。従来のLSO5パッケージ品と比較して、実装面積を最大で35%削減した。
絶縁耐圧は5000Vrms、ノイズ耐量CMRは50kV/マイクロ秒、動作周囲温度は最高125℃。モーター駆動機器向け規格「UL61800-5-1」に準拠した。
200Vおよび400V駆動の産業オートメーション用DC-ACインバーターやACサーボ、ロボットコントローラー、太陽光発電システム用インバーター、蓄電および、充電システム、電気自動車の急速充電器などでの用途を見込む。
モーター制御用マイクロコントローラー「RX66T」などの同社製デバイスと組み合わせたACドライブのリファレンスデザインも併せて提供する。
沿面距離8.2mmを確保した小型フォトカプラ
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