2.2Vで動作可能な高速通信用フォトカプラ:東芝 TLP2312、TLP2372
東芝デバイス&ストレージは、電源電圧2.2Vから動作する、高速通信用フォトカプラ「TLP2312」「TLP2372」を発売した。標準データ伝送レートは、TLP2312が5Mビット/秒、TLP2372が20Mビット/秒となる。
東芝デバイス&ストレージは2020年6月、電源電圧2.2Vから動作する、高速通信用フォトカプラ「TLP2312」「TLP2372」を発売した。標準データ伝送レートは、TLP2312が5Mビット/秒、TLP2372が20Mビット/秒となる。
高速通信用フォトカプラ「TLP2312」「TLP2372」
電源電圧2.2Vで動作するため、2.5V LVCMOSレベルの低電圧回路で用いる際も別電源を必要とせず、部品点数を削減できる。マイクロコントローラーから直接駆動させることができ、消費電力の低減につながる。
動作温度範囲はー40〜+125℃で、スレッショルド入力電流は最大1.6mA、供給電流は最大0.5mAと低く抑えた。伝搬遅延時間は、TLP2312が250ナノ秒、TLP2372が60ナノ秒となる。
パッケージは5ピンSO6を採用しており、高さは最大2.3mm。PLC(プログラマブルロジックコントローラー)や汎用インバーターなど、高速デジタルインタフェースでの用途を見込む。
- パワーデバイス向けプリドライブ用フォトカプラ
東芝デバイス&ストレージは、保護機能を搭載した中大電流IGBTとMOSFETプリドライブ用フォトカプラ「TLP5231」の量産出荷を開始した。産業用インバーターや太陽光発電用パワーコンディショナーなどの用途を見込む。
- 産業用PLC向け小型高速通信用フォトカプラ
東芝デバイス&ストレージは、産業用PLC向け小型高速通信用フォトカプラ「TLP2363」の出荷を開始した。同フォトカプラに適切な電流制限用抵抗を追加することで、IEC 61131-2タイプ1に準拠した24Vデジタル入力に対応できる。
- 沿面距離8.2mmを確保した小型フォトカプラ
ルネサス エレクトロニクスは、産業機器や太陽光発電のインバーター向け小型フォトカプラ「RV1S92xxA」「RV1S22xxA」シリーズの5製品を発表した。安全な動作を保証するため、沿面距離8.2mmを確保している。
- 2段階ドライブ能力を持つ絶縁型ゲートドライバー
アナログ・デバイセズは、2段階のドライブ能力を持つ絶縁型ゲートドライバー「ADuM4122」を発表した。同ドライバーを採用することで、低速および高速スイッチングへの動的な移行が可能となり、高効率のままEM放射と消費電力を抑えられる。
- 高耐ノイズ、低入力電流のフォトカプラ3種
ルネサス エレクトロニクスは、産業機器など厳しいノイズ環境下での使用に適した、15Mビット/秒のフォトカプラ3種「RV1S9160A」「RV1S9060A」「RV1S9960A」の量産出荷を開始した。業界最高クラスの低スレッショルド入力電流を達成している。
- 車載向け高速通信用アナログICフォトカプラ
東芝デバイス&ストレージは、車載機器向け高速通信用アナログICフォトカプラ「TLX9309」の量産出荷を開始した。標準1Mビット/秒と高速スイッチングを誇る。
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