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超小型の絶縁型DC-DCコンバーターTDK CCGシリーズ

TDKは、絶縁型DC-DCコンバーター「CCG」シリーズの1.5W品「CCG1R5」と3W品「CCG3」を発表した。TDKラムダから販売する。サイズが15.7×11.5×10.4mmと小型で、3タイプの入力電圧範囲を選択できる。

» 2022年03月23日 09時00分 公開
[EDN Japan]

 TDKは2022年3月、絶縁型DC-DCコンバーター「CCG」シリーズの1.5W品「CCG1R5」と3W品「CCG3」を発表した。グループ企業のTDKラムダが同月から販売する。

DC-DCコンバーター「CCG」シリーズ 出所:TDK

 トランス設計や機構、構造設計を最適化し、最新の小型部品や高密度実装技術を採用したことで、小型の15.7×11.5×10.4mmサイズとした。実装面積は164mm2で、省スペース化が可能になる。

3タイプの入力電圧範囲

 入力電圧範囲は3タイプで、4.5〜18VDC、9〜36VDC、18〜76VDCをそろえた。また、単出力と2出力のいずれかを選択でき、合計12種類を用意している。

 動作温度範囲は−40〜+100℃(出力ディレーティングあり)。端子形状は、リフローはんだ付けに対応したSMDタイプとフローはんだ付けに対応したDIPタイプを選択できる。入力−出力間1分における耐電圧は、1500VDCまたは1000VACだ。

 他に、リモートでのオン、オフコントロールや外部出力可変(単出力のみ)といった機能も備える。安全規格は、「IEC62368-1」「UL62368-1」「CSA62368-1」「EN62368-1」に準拠する。

 主な用途として、計測機器や半導体製造装置、通信機器、医療機器、バッテリー駆動装置などを見込む。

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