ams OSRAMは、110μmと小口径の表面実装赤外線レーザーデバイス「SPL S1L90H_3」を発表した。ドローンやロボット、ビル管理システム、FAといった短パルスのLiDARアプリケーションでの用途に適する。
ams OSRAMは2023年3月、110μmと小口径の表面実装赤外線レーザーデバイス「SPL S1L90H_3」を発表した。既に提供を開始している。
同社のマルチジャンクション技術を採用し、垂直に積層した3層のエミッターで構成する。波長が905nmで、ピーク出力は65W。ドローンやロボット、ビル管理システム、FAといった短パルスのLiDARアプリケーションでの用途に適する。
最大50ナノ秒のパルス幅で駆動が可能。ビーム発散角は10度(平行)×25度(垂直)となった。
耐腐食性はクラス3B。熱抵抗が低く、コンシューマー向けや住宅、ビル管理システムの自動化用途にも適する。パッケージサイズは2.3×2.0×0.69mmとなっている。
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