ams OSRAMは、車室内モニタリングシステムにおける、広角カメラのアスペクト比4対3に適合した矩形ビームを提供する赤外線LED「SFH 47278AS A01」「SFH 47267AS A01」を発表した。
ams OSRAMは2022年11月、4対3の長方形に照射する、赤外線LED「SFH 47278AS A01」「SFH 47267AS A01」を発表した。車室内モニタリングシステムの広角カメラのアスペクト比4対3に適合した、矩形ビームを提供する。
照射領域は、SFH 47278AS A01が155×130度、SFH 47267AS A01は135×110度。両製品を用いることで、2次光学レンズなどを追加せずに、車室内モニタリングシステムを設計、製造可能になる。
中心波長は940nmで、最大パルス順電流5.0Aで駆動する。光出力は、光学系で円形照射を整えた光に比べて全体的にムラが少なく均一で、カメラの視野全体をカバーする配光性に優れている。これにより画像処理性能が向上し、ドライバーの居眠り検知、注意散漫の検知、同乗者や子どもの存在検出、シートベルト検知など、正確で確実な画像分析に役立つ。
両製品が属する「OSLON Black」ファミリーの製品とは、パッケージや基板フットプリントが共通しており、既存の円形照射LEDから容易に置き換えられる。
AEC-Q102準拠のリニアオプトカプラ
赤、緑、青の可視光マイクロLEDチップを開発
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近赤外線反射方式のタッチレススイッチ2種Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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