Qorvoは、3.5GHzで39dBの利得を有する、5G Massive-MIMO(mMIMO)向けプリドライバー「QPA9822」を発表した。ピーク電力は+29dBmで、5Gの展開に重要となるn77バンドや全地域の主要バンドでのmMIMO応用に活用できる。
Qorvoは2024年5月、3.5GHzで39dBの利得を有する、5G Massive-MIMO(mMIMO)向けプリドライバー「QPA9822」を発表した。32ノードmMIMOシステム向けに設計した、広帯域、高利得、高線形性ドライバアンプとなる。
動作周波数は3.3G〜4.2GHzで、同帯域全体にわたり内部で50Ωに整合している。VENピンを介して、高速なアンプのオン、オフ機能を備える。外部バイアスによって線形性の最適化をサポートし、最大530MHzの瞬時信号帯域幅に対応する。
ピーク電力は+29dBmで、5Gの展開に重要となるn77バンドや全地域の主要バンドでのmMIMO応用に活用できる。パッケージは3×3mmの小型16ピンSMTを採用。同社製ドライバーアンプ「QPA9122M」などとは、フットプリントおよびピン互換性を備える。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.