インフィニオン テクノロジーズは、3D磁気ホール効果センサー「XENSIV」ファミリーの第3世代シリーズ「TLE493D-X3XX」を発売した。さまざまな車載、産業、民生用途に適する。
インフィニオン テクノロジーズは2025年7月、3D磁気ホール効果センサー「XENSIV」ファミリーの第3世代シリーズとして、「TLE493D-W3B6-Bx」「TLE493D-P3B6」「TLE493D-P3I8」の販売を開始した。
新シリーズは、いずれも直交する3次元軸で磁場を測定する構造を有していて、I2CやSPIIバススレーブとして動作する。ライフタイムでの特性変動が小さく、X/Y軸が1.7%未満、X-Y/Z軸が6.75%だ。
ISO 26262に準拠していて、ASIL-Bまでの機能安全要求に対応可能。−40〜+150℃の温度範囲で動作する。ウェイクアップモードによる省電力動作にも対応した。
測定範囲は±50mT、±100mT、±160mTで、電源電圧は3.3Vおよび5Vに対応した。リニアや角度位置の測定、車両制御、バルブおよびペダルの位置検出など、さまざまな車載、産業、民生用途に適する。
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